2100形は快特で運用されてきた2000形の後継形式として1998年に登場しました。制御装置や主電動機はドイツ・シーメンス社製であり起動時に音階を奏でる車両として有名になりましたが、国内製に換装が進んで2014年の2133編成入場に伴い消滅しました。2扉、クロスシートの内装は2000形譲りで、前面は600形に準じた貫通扉付きのものとなっています。2000形時代には行けなかった泉岳寺の乗り入れも果たしています。2013年から更新工事が始まり、現在はすべての編成に施されました。

 現在は線内完結の日中「A快特」や平日朝夕の「京急ウィング」に専ら使用されますが、エアポート急行などにも使用されます。