北総9000形

 1984年、北総鉄道の小室~千葉ニュータウン中央が延伸開業するに合わせ、住宅・都市整備公団2000形として登場しました。1991年の京急との直通運転により、乗り入れ先の京急と形式が重複するのを避けるために現在の9000形への改番が行われています。 以前は新京成電鉄への乗り入れも行っていました。

 走行機器は当時の省エネを謳った界磁チョッパ制御を使用、車体はコルゲート処理ステンレス車体です。2013年に9200形が運行を開始、それにより2編成あったうちの1編成、9008編成廃車、解体されています。

 晩年には8両編成1本のみ在籍、北総車の全運用についていました。

 3月20日のラストランで、有終の美を飾って引退しました。